プラモデル ZGMF-X42S　　DESTINY GUNDAM 1/100

コンセプト 　キットはアニメの設定を的確に再現していると思います（最近のキットは、手を加えなくても最大公約数の形が出来てしまうのだから、時代は変わったものです）。 　でも、画面やイラスト等から得た自分のイメージとは違いました。 　そこで、アニメの劇中のイメージを自分なりに解釈して、造形しています。 　また、立体としての見栄えを優先しています。 　2005年制作

			立ちポーズ やっぱり、背部が重くなって立ち難くなっています。 プロポーションについては、ちょっと脚が長いかもしれませんが、ほぼ狙い通りです。 それにしても、翼が大きいですね。
			飾り台付き 立ちポーズだと、安定性に欠けるので、飾り台を作ってあります。これだと、余計に脚が長く見えてしまいますが。
			翼を広げたところ 思った以上に大きいです。これくらい大きいとやり過ぎという感もありますが、迫力があって良いのではないでしょうか。 これに「光の翼」を加えたら、どれ程大きくなってしまうのでしょうかね。
			ビームライフルは、形状の変更と大型化。 対艦刀アロンダイトは、６センチ延長。ビームの刃は付け根のみキットのものを使って、刃の部分は作り直し。透明のプラ棒とプラパイプ、瞬間接着剤で作りました。
			アロンダイトを持った状態ですが、振り回すのも大変そうなくらい長いですね。
			高エネルギー長射程ビーム砲も６センチ延長しています。
			上３枚　４thオープニングの冒頭のデスティニーをイメージしてみましたが、これくらい翼と脚が長いと様になるでしょうか。 下３枚　向きを変えてみました。
			頭部アップ　ほぼ正面から
			バストアップ　胴体部のアップ 腹部を縦に延長 腹部のプレートパーツの形状変更 胸部中央ブロックを前に延長
			左　アロンダイトとビーム砲の折れ曲がる部分にはストッパーパーツを追加しました（機能はありません）。ちょっとしたアクセントになるでしょうか。 右　翼の基部　随分と外側に出ています。

途中写真とデータ（表面仕上げ直前）

プロポーションの基本は、上下に延長し、腰部を絞って、スマート且つメリハリの利いたラインにする方向で進めていきます。最近のガンダムは装備のせいもあって、上半身のボリュームが凄いので、腰から下をボリュームアップすることで、（やや）女性的なラインを入れていく感じにしています。メリハリを加えることで、多少マッシヴになっているかも。 　延ばした身長に合わせて翼を延長＆ボリュームアップしてバランスを取り、更にそれらに合わせて背中の武器の延長して、バランスを取っています。 　武器は、大きめの方が、個人的には好みなので、大型化しています。 　色を塗らない方が、素材の差が見えて綺麗かもしれません。 　この状態から、更に一部形状が変更されています（翼の上端と下端）。

基本的な工作メモ 　自分のイメージを投影するのに、必要十分なことをしていると思いますが、改造のための改造になっているような気がしないでもないです。 　キットのままでも、ほぼ設定通りのデスティニーが出来上がります（これはこれで凄いことですよね）が、それは最大公約数的な形です。自分の持つ最小公倍数的な形にしてみるのも良いのではないでしょうか。 頭部 接着面で前後に２mm延長。 額の赤いブロックの形を変更。 ひさしは下と前に少々延長して、少々目つきをきつめに。 首は２mm延長。 胸部 青い部分の肩口で左右に各１�o、上に１mm、下に２mmずつ幅増し。 胸部中央ブロックを約10�o前方に延長。 背中を２ミリ厚み増。 腹部 上下に分割し、ボールジョイントを内蔵。 胸部との接合部で１�o強延長。上下ブロックの接合面で約２mm延長。腰部との接合部で３�o＋ボールジョイントの分２mm程度延長。 全面のプレート状パーツは形を変更して、厚み増。 腰部 腰本体にはボールジョイント接着、腹部と接合。腰ブロックは前１mm、後で３�o延長。 腰アーマーは、前後共に下方に10mm程度延長。後ろのアーマーも可動式に。 サイドは手を加えず。 脚部 大腿で10�o延長。外側に２mm程度ボリュームアップ。 臑で15�o延長。膝を約５mm延長。 外側の膨ら脛をボリュームアップ。 爪先で前方に約20�o延長。 足の裏で２mm底上げ。 腕部 肩は上腕と独立可動方式に。胸部との間に、関節ブロックを追加。 上腕で6�o程度延長 肘関節を二重関節化して回転軸追加。上腕部はそれに伴って、回転部より下を作り直し。 前腕で６�o延長。アーマーは上端で１0mm延長。 拳は関節部を一部彫っただけ。 手甲のビームシールドは開口部を塞ぐ。 バックパック 翼 外側翼は70�o延長。下（？）にも20mm程度幅増しつつ、形状変更。 内側翼は一番内側を70�o延長。一番外側を15mm延長。 付け根ブロックは外側に向けて２ブロック追加。軸を入れて、可動式に。これは翼を後方に向かせたいため。結果として30mm程度幅増。 中央のブロックは背中との接合面で３mm厚み増。下方に５mm程度延長。また、バーニアとフィンを延長。 武器 ライフル　幅２�o増し　グリップの辺りで三分割して、それぞれ10mm程度延長。バレル大型化。キットのままでは、綺麗に持てないので、各部の位置関係を変更。 大型対艦刀アロンダイト　上下それぞれ30mm、計60mm延長。折れる部分にストッパー（らしきブロック）を追加。柄頭を25mm延長。ビーム刃は作り直し。 高エネルギー長射程ビーム砲　上下それぞれ30mm、計60mm延長。折れる部分にストッパー（らしきブロック）を追加。基部ブロックを２mm幅増して、更に20mm弱延長。方針基部に一段プレートを追加。 以上の工作は身長が伸びたことと、翼が伸びた事への対応。 シールド　そのまま その他 使わなかったパーツ……頭部ボールジョイント（凹）、上腕肘関節部 色 本体白…………ライトグレー 本体青…………コバルトブルー 胸部水色………ホワイト＋ミディアムブルー（少量） 本体赤…………モンザレッド 本体黄…………イエロー 本体黒…………ミッドナイトブルー 関節グレー……過去に作ったグレー（余った塗料を適当に混ぜたもの）＋コバルトブルー＋ミディアムブルー＋ホワイト＋グレー７５＋マホガニー　　やや茶色の入ったグレー アロンダイト……ミディアムブルー 高エネルギービーム砲、ビームライフル……関節グレー＋ミッドナイトブルー＋ミディアムブルー 装甲裏色………グレー７５＋マホガニー＋関節グレー＋他　　暗い褐色系の色 カメラ部………ライトグリーンに白を加えてグラデーション 以上、全てCSIクレオス製　Mr.カラー スーパークリアー（光沢）を吹いてから、エナメルの茶、黒でウォッシングと墨入れ。その後スーパクリアー（つや消し）を吹いて完成。

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